依存症 引越し

うつ病と家族の歩み

我が家の歩み
  -引越し〜依存症編-

  
引越し依存症
 
 2年半暮らしたマンションを離れ、新しいマンションへと引越しをしました。
 引越しを決意した理由として一番大きかったのが、隣人との問題です。
 外国の方だったのですが子供の泣き声、足音、最終的には扉を閉める音、
 掃除機の音でも壁をたたいてくるようになりました。
 
 毎日家にいる妻にとっての精神的な苦痛は相当なものです。
 
 直接文句を言いに行った事もありますし、管理会社を通して話をした事もありますが、
 管理会社もあきれる答えしか返って来ません。
 そんな状態で「うつ病」がよくなるとは到底思えませんでした。
  
 また一からここで・・・
 
 引越しをして最初の1ヶ月ぐらいは、環境を変えたことによって、妻の状態は
 徐々に良くなっているように思えましたが、しばらくすると
 「ここまで色々してもらっているのに」
 「私の病気さえ治れば・・・」
 と思うようになります。
 
 突然叫びだしたり、自分のことを叩いたり・・・。
 このころの彼女は体に無数のあざがありました。
 自傷行為をしている時は、ほとんど何も覚えていないそうです。
 後に聞いたのですが、このころは毎日「死にたい」と思っていたそうです。
  
 なかなか妻と話す時間も作れないほど仕事が忙しく、
 そのことが妻をどんどん内にこもらせ、精神的に追い詰めていったと思います。    
 なるべく一緒にいる時間を作り、話をするのですが、なかなか上手に妻の
 気持ちを楽にしてあげることはできませんでした。
 
 話をするとなぜか毎回苦しめていたように思います。
 この頃から、自分なりの「うつ病」である妻への接し方を真剣に考えます。
 本に書いてあること、医師が言った事がすべてではなく、
 私たちの家族としての接し方を模索していきます。
 
 なかなか先が見えず、不安な日々を送りながらも病気と歩み続けていたある日、
 今までにない大事件が起こります。
 
 まず初めに、妻の私への裏切りが発覚します。
 (詳しくは言えませんが、この事は今でも深く私の胸に刻み込まれています)
 当然理由を追求します。
 妻は「ごめんなさい」「私がいなくなればいい」と言うばかり。
 
 今まで一生懸命頑張ってきたのに、こんな仕打ちが待っていようとは思いもよらず、
 離婚を真剣に考えました。
 
 しかし、これだけでは終わりませんでした。
 私の知らないところで、貯金を使いは果たしていたのです。
 これをきっかけに借金が発覚(150万円)。
 その後も支払いをしていない請求書が山のように出てきます。
 
 結局、約400万円を使い、一部弁護士に入ってもらいました。
 
 理由は、通信販売。
 
 通信販売にはまってしまい、そのお金が払えなくなるとカードを作り、
 カードが払えなくなると、何か簡単に仕事をしようとして騙される。
 完全に通販に依存し、お金に依存をしていました。
 
 その後、妻は薬を大量に飲んで自殺未遂をはかり救急車で運ばれます。
 発見しただけでも100錠以上の薬を飲み、2日間ほとんど目覚めず、
 その後1週間は意識がもうろうとしていました。
 
 退院してすぐ医師のところに向かい、今回あった経緯を話しました。
 すると、依存症治療の入院を勧められ、現在の先生に出会います。
 
 それからまもなく、依存症を克服するため入院することになります。
 
 
 
 このときの私の精神状態は本当にボロボロでした。
 何のためにここまで頑張ってきたのか分からなくなります。
 私自身、追い詰められて過呼吸で倒れ救急車で運ばれました。
 
 
 そんな時、子供の笑顔、両親の大きな心が私の支えでした。
 
                           我が家の歩み−入院〜現在編
 
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