我が家の歩み -現在編-

<<2009/01/31 追記>>

私の事情、家族の事情があり、私の実家(長野)へと引っ越しが決まりました。
妻にとっては、とても辛い事だと分かっていましたが・・・。

実家へ越してきてからの妻は、やはり気持ちが不安定になり、
うつ病が最初は悪化しました。

特に自傷行為が以前より増えていきました。
気が付けば腕の傷が増え、
ふと見ると、自分の頭を叩いている姿を目撃し・・・。

その後、私たちは新しい医師に出会います。
長野へ来てから、2カ月ごとに東京へ診察へ行っていたのですが、
長時間の移動を考えると、近くに医師がいたほうが良いと思い、
紹介状を書いてもらい、地元の医師の所へ診察へ行きました。

もし、医師が合わなかったら、このまま今の医師に診てもらえば良いので、
軽い気持ちで診察を受けました。

結果、私たちにはとても良い医師だと思い、
完全にその医師へお願いすることが決まりました。

基本的には薬は少なくしてもらい、
認知療法を行いながら、減薬をしていこうという事になりました。

そんな治療をしながら、妻の体調も徐々に良くなり、
朝起きて夜寝るという基本的な生活習慣も付き、
数年前とは比べものにならないほどうつ病が回復していきます。

薬もイライラした時、体調が悪い時に飲むだけになりました。

<新たな病気>

その後普通に生活ができるようになり、
やがて、私たちは新しい命を授かります。。

前の子供の妊娠から約5年、長男の出産からは約6年目の事です。
薬による影響、妻の体調のことなどがあり、
私たち夫婦は、半分子供は諦めていましたが・・・。

薬も減薬の最中だったので、医師と相談し、断薬することになりました。
多少の体調の浮き沈みはあるものの、ひと通りの生活はできています。

出産後、また体調が悪ければ薬による治療を始めれば良いと思います。

「せっかく止めたのだから・・・」
なんてことは全然2人とも思いません。
もちろん薬を止めることができれば良いとは思います。

そして、妊娠の検診で、妻はある病気だという事が解りました。

それは・・・、

「C型肝炎」

聞いたことがある人も多くいると思います。
妊娠中で、数値も安定しているので、出産後治療を始めることになります。

前の子の時は数値は正常でした。
という事は、その後どこかで感染したことになります。
原因を追及してもしょうがないので、この病気も受け入れ、進んでいこうと思います。

そして何より不思議というか、逃れられないというか・・・、
C型肝炎の治療で、鬱になるという副作用があるそうです。

多分この先も、まだまだうつ病から抜け出せないのかなぁと思っています。

妻は、
「またあの辛い状態になるのが・・・、やだな・・・。」
と、とても不安を抱いています。

まずは、出産、C型肝炎の治療と、
ひとつひとつやっていくしかありませんので、
なるべく、気持ちを楽に2人で進んでいきたいと思っています。

私たち夫婦・家族のカタチが今はしっかり出来上がっていると思います。
なので、たぶん前のような辛い状況になっても、
お互い経験を生かし、乗り越えれるような気がします。

また、その後のことを書いていこうと思っています。
ありがとうございました。


<<2012/01/01 追記>>

その後、無事出産を終え、体調も良く、
現在のところ、いつも日か想い描いたような家庭になっていると思います。

肝炎の治療はまだですが、なるべく笑顔で乗り切っていきたいです。